デザインには、文章も必要不可欠ということで、
広告のコピーの本を読んで見ました!
本日はこちらの『何度も読みたい広告コピー』です!
私は、もともと、下画像の『毎日読みたい365日の広告コピー』を持っていました!
しかし、図書館に行った際に『何度も読みたい広告コピー』と
初版が2011年とかなり昔のものを見つけたので、
先にこちらの方を見てみようと思い読んで見ました。
現在、最もよく売れている『毎日読みたい365日の広告コピー』も読んでいきます。
・広告コピーの本が気になっていた!
・文章が上手くなりたい。
・デザインをする時のアイディアや言葉付けを素早くできるように、参考の本を知りたい。
広告コピーとは?
広告コピー = 新聞・雑誌・ポスターなどの広告で、
商品の機能やコンセプトを伝える言葉。
コピーとは、「原稿」という意味です。また、人の心を掴む言葉のこと。
馴染みがある言葉では、キャッチコピーという言葉がよく使われています。
広告コピーはキャッチコピーを含めたすべての広告の文章を指します。
広告コピーには、コピーライターさんが時間をかけて何度も推敲して、
言葉のデザインをしてくれています。
言葉のプロの作り出した作品なので、どの職業の方でもとても参考になると思います!
『何度も読みたい広告コピー』 書籍紹介
心に染みる広告コピー、 集めました。
何度も読み返したくなるような名コピーが数多くあります。
本書では、100を超える優れたボディコピーを、「物語型」「顧客心理型」などの
表現技法別に分けて紹介。広告クリエイター必須の1冊です。
「発売日2011/11/28」
「本の長さ272ページ」
右ページに広告コピーが乗っており、実際に使われたポスターが写真で紹介されています。
また、左下部分にコピーライターさん自身がどんな気持ちで作ったかを、簡単に記載されています。
心に響いた広告コピーBEST5
100を越えるコピーの中から私自身が心に響いた作品BEST5をご紹介します!
① 死ぬのが怖いから飼わないなんて、言わないで欲しい。
おうちを汚すから飼わないというなら、
犬はお行儀を身につけることでできる。
留守がちだから飼わないというなら、
犬はけなげにも、孤独と向き合おうと努力するかもしれない。
貧乏だから飼わないというなら、
犬はきっといっしょに貧乏を楽しんでくれる。
だけど、、、、死ぬのがこわいからといわれたら、
犬はもうお手上げだ。
全ての犬は永遠じゃない。
いつかはいなくなる。
でもそれまでは、すごく生きている。
すごく生きているよ。
だぶん今日も、日本中の犬たちはすごく生きていて、
飼い主たちは、大変であつくるしくって、
幸せな時間を共有しているはず。
飼いたいけど飼わないという人がいたら、
伝えて欲しい。犬たちは、
あなたを悲しませるためにやっては来ない。
どこかの神様から、ムクムクしたあったかい命を
預かってみるのは、人に与えられた、
素朴であって高尚な楽しみでありますよ、と。
名コピーライターの名作ボディコピーより(本書:P17)
〇〇だから、ダメ!ではなく、
その道を選んで、道を素敵にする方法を考えるという考え方がとっても素敵!!
大切な幸せな時間の共有。ハムスターを飼っている私にはとても響きました。
② がんばる人の、がんばらない時間。
世の中には、がんばっている人がどんなにたくさんいるか。
ドトールは、誰よりもそのことを知っています。
暑い日も、寒い日も。傘が役に立たないような雨風の日も、電車を
止めてしまうほどの雪の日も。会社のために、家族のために、
そして自分のためにがんばる人たち。だからこそ、ドトールは思うのです。
そんな人たちは、「がんばらない時間」をあげたい。すっと肩の力を
ぬく時間。ほっと我に返る時間。ぽおと遠くを見つめる時間をあげたい。
なぜなら、それが、次のがんばる時間に必ず役立つことを、私たちは
知っているからです。そのためには、とびきりおいしいコーヒーがいります。
気軽にすわれる椅子もいる。ひとりでいることが心地いい空間も、
空腹をしずめるおいしい食べものもいるのです。
思えば私たちが、この30年間がんばってきた店づくりは、人々の、
そんな「がんばらない時間」のためだったのですね。
人々がいそがしく行き交う街の中に、一軒のドトールを見つける。
それだけで、人の緊張がやわらぎ、その街がちょっと
やさしい街に見えてくる。これからも、ずっと
そんな店でありつづけたいと願う、私たちドトールです。
顧客目線型(本書:P80)
『がんばっている人がどんなにたくさんいるか。』
この言葉に全肯定されている気持ちでいっぱいになりました!
すっと肩の力をぬく時間。私も誰かにそんな時間をあげれるような人になりたいと思います。
③ なぜ、同じ毎日をくり返しているのに 未来をつくれるのか。
イチローの1週間は、まるで、
同じ1日を7回繰り返しているかのようだ。
いつもの時間に球場に着き、
グラブを磨き、ストレッチをする。
そして、いつもと同じリズムで、打席に立つ。
新しい結果をつくろうとしているようには、とても見えない。
それにも関わらず、イチローが
未来をつくり続けられているのは、何故だろう。
彼は言う。
確かな一歩の積み重ねでしか、
遠くへはいけない、と。
通信だって、同じことだと思う。
今日の一歩が集まって、大きな未来になっていく。
進化を続ける方法は、他にはない。
そう。未来は、今日、つくられる。
今を未来にする光。NTT東日本
企業・商品メッセージ型(本書:P148より)
野球好きな方は、みんな尊敬しているという程、何かをやり遂げる人間力が凄い!!
イチローは球場までの道も決めてて、朝ごはんもカレーライスって決めているみたいです。
④シアワセのための23のことば
ひとつ、晴れを信じて、なるべく傘はもたないこと。
ひとつ、夢の中では、仕事をしないこと。
ひとつ、遅咲きでも、咲いておこう。
ひとつ、イエスかノーか迷ったら、ニャーと答えてみる。
ひとつ、そこに山があっても、のぼりたくなかったら、のぼらない。
ひとつ、たとえウソをついても、本当にすればウソツキじゃない。
ひとつ、天は人の上に青空をつくり、人の下に大地をつくった。
ひとつ、千里の道も、スキップしてゆこう。
ひとつ、隣の芝生が青かったら、遊びにいっちゃう。
ひとつ、ひとりが淋しいうちは、ふたりでも淋しいよ。
ひとつ、夢は近づき過ぎると見えなくなる。
ひとつ、カンちがいも才能だ。
ひとつ、雀の子、そこのけそこのけ、わたしが通る。
ひとつ、あきらめが早いって、切り替えが早いことでもある。
ひとつ、売られたケンカは、いまお金がないから、と言って買わないこと。
ひとつ、つまんない時は、つまんない顔しちゃえ。
ひとつ、時には家出をしてみる。ひとり暮らしでも…
ひとつ、総理大臣になったら、やりたいことが3つある。
ひとつ、努力も大事だけど、直感も重視する。
ひとつ、女の一年は男の十年。
ひとつ、よくばりは、幸福のはじまり。
ひとつ、人にやさしく、自分にいちばんやさしく
ひとつ、後ろ向きも、後ろから見たら前向きだ!
着替えよう。
23区ONWARD
物語型(本書:P230より)
『隣の芝生が青かったら、遊びにいっちゃう。』
『後ろ向きも、後ろから見たら前向きだ』 物事の見方の核心を突いていることを
友達に話しているようなトーンで明るく伝えていることがとっても大好きです!
⑤大人はええぞ。
大人はええぞ。まずな、宿題がない。
うまいもんが食える。
な、ええやろ。
やりたいことができる。
好きな仕事が選べる。
じぶんでお金をかせげる。
好きな人と結婚できる。
ええやろ?
それからいちばんええのはな。
大人になってからでも
いくつになっても
なんぼでも
やりなおしがきくことや。
好きなこと、やったらええ。
楽しみやなぁ。
家族で話そう。
福井新聞
物語型 (本書:P234より)
子どもや孫に自信を持ってこの言葉を言える大人になりたい!と思いました!
まとめ
『何度も読みたい広告コピー』を読んで見て、
・広告コピーには、心響く文章がたくさんある。
・言葉を伝えることの大切さや楽しさを知ることができる。
・10年前の出版でも、今に響く言葉になっていた。
もっとコピーを読みたい!と思った方へ。こんなサイトもありましたのでご紹介しておきます。
読んでいただきありがとうございます!
今日があなたにとって、良い1日になりますように🌷