50代 漠然とした将来のお金や健康、老後の不安が出る理由と対処する方法

50代になると、なんだか漠然とした不安に悩まされることはないですか?将来のことが想像できるので、なんとなく不安になってしまいます。
不安な気持ちは、解消して、明るく生活していきたいので、対処する方法を考えていきましょう

この記事はこんな方におすすめです。
  • お金の考え方を知って、不安に対処していきたい
  • 衰えていく体力や、健康とどう対処していくのか知りたい
  • 社会性を持ち続けることの重要性と、死生観を考えてみたい
目次

不安はどこから来る?

◉人間は危険から身を守るために、不安な心は受け継がれています。
今までの出来事や経験値から、将来を想像するとこもできます。
まだ来ない未来を想像して準備することも必要なことですが、
心が未来にとらわれ過ぎてしまうと不安な心が増してしまいます。

✅アメリカのミシガン大学の研究チームの調査で、心配事の80%は
実際には起こらず、残りの20%のうちの80%も準備しておけば起こらない
結果が出ています。
不安や心配ごとの96%は実際には起こらないということになります。

お金の不安はどこからきてどう対処する

お金の本質は何?

お金とは、人生を豊かにするための道具にすぎない

✅「知足」とは、禅の有名な言葉です。「足るを知る」とは、自分が持っている
もので、十分と思えるかどうかです。この気持ちを持てるかどうかで、
心のあり方が変わってきます。

✅「諸法無我」自分自身が全てではない。この世のものは、全てつながりの中で、
生かされているという考え方です。その温かな縁やつながりの中で、
生かされていることを忘れないようにしたいです。

お金も、めぐらせ循環させて、縁を持たせるという考え方が大切です。

✅「喜捨」とは、お賽銭など、感謝して本人の意思でお金を手放し、欲望や執着心などの煩悩を捨てて、心を豊かにしていくという考え方です。


✅世界では、寄付金が普通で、110ヶ国以上の国別ランキングでは日本は最下位になっています。世界では、お金の価値観が違うようです。

日本人の多くがお金を残して亡くなっている

三菱UFJ信託銀行(2018年調査)によると平均値は2114万円、中央値は1600万円でした。老後のお金に困っている方も多い現状もありますが、調査状の数字では、
多くの方がお金を残して亡くなっています。

【お金の使い方の参考になる本】
DIE WITH ZERO ビル・パーキンス著

◉いざ死が眼前に迫ったときに、ほんの数週間の延命に数十万ドルもの大金を費やすことになる。その金は若い頃に何年、何十年も懸命に努力して稼いだ金だ。
病床に伏して身動きもとれなくなった状態で過ごす数週間のために、健康で活力に満ちた時間の何年分も費やしたのだろうか?これが非合理でないというのなら、私には何がそうなのかわからない。・・DIE WITH ZERO ビル・パーキンス著より

高額医療制度で不安は少なくなる

✅50代になって、お金の不安は医療費が大きいのではないでしょうか?
日本には、保険制度、高額医療制度があります。

【例】6歳以上70歳未満、年収370万円〜770万円の方 かかった医療費が100万円で医療機関の窓口での自己負担(3割)が30万円の場合 ¥212,570が高額医療費として支給され実際の自己負担額が¥87,430となります。 (上限額は、年齢や所得によって違います。)

知識を持って、自己分析すればお金の不安は少なくなる

✅50代のうちに年金予想支給額を把握して、足りないなと思われる方は、

  ・今後できる、副業を始める
  ・生活をコンパクトにして、
   コストを抑える
  ・移住を考えてみる

など、行動を起こしていきましょう。

https://akachanpic-mama.com/lets-think-not-to-lose-in-the-big-revision-of-the-pension/


お金は人生を豊かにする道具であり、縁を結ぶエネルギーや、全身をめぐる血液のようなもので、「今あるものに感謝する」という考え方ができると、不安は少なくなるのではないでしょうか・・

健康の不安はどうする?

気持ちは若いままでも、体力も免疫力も落ちているのを感じます。
これから先が不安ですね。

健康寿命を伸ばしたい!

元気に自立して、生活できる期間を「健康寿命」と言います

日本人の平均寿命と健康寿命の差「不健康な期間」は男性9.13年、女性12.68年(平成22年度)になっています。

不健康に過ごす期間を少しでも短くしたいですね。

身体活動量が多い人ほど長生きできる

・運動量が増えるほど健康効果は上昇し、ウォーキングなどを週に
750分以上している人では総死亡リスクは、36%低下しています
また、毎日の通勤、家事などの生活活動にも、
健康効果があることがあることも判明しています。

・ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を週3回程度
習慣的に行えば、腸内細菌の善玉菌を増やし健康寿命を延ばせます。

腹8分目の食事を心がける

・カロリー制限は、インスリンの生成を抑えて、TORの活性化を
抑えることで健康寿命を延すことができる

・終末糖化産物(AGE)の産生も抑えることもでき健康寿命を
延すことができる。

粗食には気をつけよう

◉糖質をお腹いっぱい食べるのは、控えたほうが良いのですが、必要な栄養が摂取されていないのも、病気を発生させる要因になります。

・粗食で低栄養素状態になると、免疫力が低下して、感染症やがんにかかりやすくなったりします。
良質のタンパク質や脂肪を十分に摂取し、適度な運動をすることが大切です。

https://akachanpic-mama.com/change-seasonings-and-oils/

病は気の持ちよう?

楽観的な人は、悲観的な人よりも健康で約9年長生きできる

◉生活を楽しもうとする積極的な気持ちは。健康管理において最も重要な事だと考えられています。

最も楽観的な人は85歳以上まで生きる確率は、悲観的な人よりも50〜70%高いことがわかりました。記事

社会性を持って生きよう

人生の目的意識が高い人は、年齢に関係なく全ての年代で死亡率が低い

◉人々とつながりが欠如した、「社会的孤立」29%、「孤独感」26% 「1人暮らし」で32%、死亡率が高まると報告されています。

社会から隔離された孤独な状態は、深刻な病気の発症をもたらし、
寿命を縮めてしまうという結果が出ています。記事

死との向き合い方

古代日本人の仏教やキリスト教が入ってくる前の死生観は、魂は山や海や洞窟など、身近にいて、いつでも会いに帰ってくると考えられていたそうです。(吉本隆明さん講演 Audibleより)

各宗教では死生観はそれぞれです。
宗派によっても死生観は違うようです。

仏教では「輪廻転生」魂は生まれ変わる説です。
キリスト教では、「復活論」
イスラム教では、「復活論」
ユダヤ教では、「復活論」

3次元での量子論以上の科学的なエビデンスが無い現在は、あくまで仮説ですが、
魂が生き続けるのも考え方の一つではないでしょうか・・
もちろん死生観はそれぞれなので、それぞれの考え方を、尊重していけばいいと思います。

死は自然なことで、恐ろしいことではないという心構えを
持てたらいいですね。

人はひとりで生きるものではなく、人とつながっている、過去から未来もつながっていると考えると、不安が少なくなるかもしれないですね。

まとめ

不安な気持ちが起こってくるのは普通のことですが、現実は不安の96%は起こらないと考えてみる。お金は必要で大切ですが、「お金は道具」であるので、人生の時間がお金の心配で過ぎてしまわないようにに、知識を増やしていきたいですね。適切な食事や運動を継続していく、積極的な社会との関わりを持って健康寿命を伸ばしていきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。
今日もほんわかハッピーに!

参考書籍 【禅「お金」の作法 枡野 俊明著】【DIE WITH ZERO ビル・パーキンス著】【日本人の死生観  吉本 隆明(Audible)】【 健康寿命はまだ延ばせる 赤田 安繁】

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この記事を書いた人

幼稚園の先生から、webデザイナーに転職して2年目。

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