「ぜんぶすてれば」を読んでみた

この本を読んで、中野 善壽さんを知りました。生き方がとても魅力的です。現在77歳になられていますが
心はとっても自由で、日々を大切に全力で、生きて来られたのが、わかりました。とっても参考になりますよ。

2020年4月20日初版

本書の著者印税は、東方文化地域で支援を必要とする子供たちへ全額寄付されるそうです。

この本は、ビジネス系、自己啓発の本です。

ぜんぶ、すてれば | 中野 善壽 |本 | 通販 | Amazon
amazon 試し読みページより
目次

著者

中野 善壽よしひさ

1944年生まれ 家庭の事情で祖父母に育てられる。本籍は東京、生まれは青森県八戸市、大学は千葉へ

東京で伊勢丹へ就職し香港へ 鈴屋へブランディングというポジションでパリとニューヨークへ

鈴屋の役員を辞めて台湾へ、ふらっと訪れた台湾総統府の突撃訪問で「教授」、台湾の財閥系デパート部門経営陣へ

その後、寺田倉庫の代表取締役兼CEOへ

メディアにほとんど姿を現さず本当に実在するのか疑われていた、異端の方

感想

学生時代は野球漬けだった中野さん。就職先に特に希望もなく、行きつけの花屋のおばさんの紹介で
伊勢丹へ就職されたそうです。著者は「花一輪の導き」といっています。

殺風景な質素な学生寮にせめてもの彩をと、閉店間際の花屋に一輪の花を買いに行かれていたそうです。
素敵なエピソードですね。

生き方の根幹「何も持たない」

人生において、家や車、時計は持たない。洋服も捨てられる気軽な物で、お酒もタバコも嗜まない。
お金もない若い頃から、生活に必要な分をのぞいて、すべて寄付をされていたそうです。

種まきのイラスト

何も持たないからこそ、過去に縛られず、未来に悩まず、今日を大切に生きることができる

ぜんぶ、すてれば | 中野 善壽 |本 | 通販 | Amazon
amazon 試し読みページより

賃貸やホテル住まいをつら抜かれていて、「縛られる」ことがない。
物を所有することは、かえって不安が増えると書かれています。

なるほど、こういう考えも素敵ですね。

人生の選択肢を広げてくれる軽やかさを持ちたい

思い出や過去を守ろうとすると、それは ”前例”になってしまい。前例は未来を縛るもの

予定を捨てて、真っ白のスケジュールでひらめきのための余白を大切にされている!

「飲み会を捨てる」
人間関係はがんばって広げなくても
縁ある人とは必ずどこかで会える

「準備万端の日」は一生やってこない

「まだ早すぎる、準備ができていない」っていってたら、いつまでも打席に立てない。

失敗してもまた打席はやってくる。自分に嘘がなければ思い切ればいいと書かれています。

何のために働くのか

自分のため、自分が好きで楽しいから目の前の仕事をやっている。がんばっていたのではなく、夢中だった。
会社は箱に過ぎない!

応援しているビジネスパーソンのイラスト

世の中に安定はない。常に流れるのが自然の摂理

世の中に安定は存在ない。変化に対応する力、冷たい風を一瞬感じて立ち止まる力が必要!
アクセルとブレーキの使い分けが大切!違うと思ったらすぐブレーキを踏む!

死ぬ直前の十秒が幸せならそれでいい

「何度失敗してもいい。何度でも打席は回ってくる。最後に笑えば勝ちだろう?」と
息子さんにエールを送っています。何度やり直しても、今を一生懸命に生きて、
最後の十秒が幸せならそれでいいと書かれています。

杖をつくシニア夫婦のイラスト

たくさんのエピソードが書かれていますので、参考になりおすすめです。


まとめ

著者は、できることの最大化のために、余計なものは捨てて、ご自身の”直感”を信じて人生を歩まれてきた方で、何度となくゼロからスタートしていますが、縁が巡ってこられた方です。アンテナを日々磨いておられてので、縁を引き寄せた方だと思いました。自分の「好き、嫌い」がはっきりしている。行動が何より早い。無駄な情報は遮断して、耳を済ますことを大切にされています。物に執着がなく生活に必要なもの以外は寄付されることが、素晴らしい縁と、多くのアイデアを生んだのだと思いました。

https://akachanpic-mama.com/%e3%80%8c%e6%9c%88%ef%bc%91%ef%bc%90%e4%b8%87%e5%86%86%e3%81%a7%e3%82%88%e3%82%8a%e8%b1%8a%e3%81%8b%e3%81%ab%e6%9a%ae%e3%82%89%e3%81%99%e3%83%9f%e3%83%8b%e3%83%9e%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88%e6%95%b4/

最後までお読みいただきありがとうございます。

今日もほんわかハッピーに!

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

幼稚園の先生から、webデザイナーに転職して2年目。

目次