✔️白内障手術はどのようなものか知りたい方
✔️白内障手術を検討している方
✔️強度近視で悩んでいる方
白内障手術を受けた理由
私は幼い頃から強度近視なので、メガネではなくハードコンタクトをつけてきました。58歳位から目の涙が少なくなってきたのか、コンタクトに違和感が出てきたのと、すぐにくもって見えずらくなってきました。
コンタクトは何歳までつけられるのかな？と疑問を抱き、眼科の定期検査の時にうかがってみました。
眼科の先生は「60代でも、コンタクトしている方いますよ・・もう一つ、白内障の手術で、眼内レンズを入れることができますが・・」とのお返事でした。
白内障の手術？誰でも、加齢によって白内障（水晶体が濁ってくる）になります。
私は、まだ見え方には問題ないレベルですが、白内障に少しだけなっていました。
レーシックも若い頃から検討していましたが、強度近視でレーシックは、できないということであきらめていました。もしかしたら視力を出せるのでは？
調べてみると、白内障の手術で、眼内レンズを入れて、視力を出せることがわかりました。
手術のリスクは全く無い訳ではないのですが、手術をお願いしました。
白内障って何？
眼内レンズはどんなものがある？
私は強度近視なので、裸眼ではほとんど見えませんでした。
車の運転などしないので近くに焦点を合わせることに決めました。
右を１メートル、左を50センチに焦点を合わせたいと眼科医へお伝えしました。
結果的に、見えずらかった、スマホやパソコン、本などははっきりと見え
家事などの作業や、歩くことなど問題なく見えるようになりました。
遠くの看板など遠くの看板の細かい字などが見えない程度です。
単焦点レンズとは何？
✅焦点をどこかのひとつの距離に合わせるレンズのことです。
- 遠距離 車の運転をする方など遠くを主に見る方 焦点距離 ５m以上 老眼鏡が必要
- 中距離 家事など普通の生活をメガネなしで過ごしたい方、焦点距離２m位
- 近距離 手芸など楽しみたい方 焦点距離 ３０〜40センチ位 近眼用眼鏡が必要
自分のライフスタイルを考えて眼内レンズの希望を伝える必要があります。
多焦点レンズとは何？
✅一方「多焦点レンズ」は、遠距離と近距離、どちらにも焦点が合うよう作られたレンズです。手術後の裸眼視力は、遠距離で1.0前後、近距離で0.7前後が期待できますので、眼鏡に頼らない生活を希望する方にとてもおすすめのレンズです。
多焦点レンズの注意点は
- 暗いところで見えにくい場合がある
- 「ハローグレア」という光がにじむ症状が出ることがある
ということもあります。
手術前
ちょっと大変だった、コンタクトを外す期間
✅レンズ決める来院日の３週間前から、ハードコンタクトは使用できません。乱視用ソフトコンタクトの場合は２週間前から、普通のソフトレンズは１週間前から使用できません。
メガネで仕事したことがなく、コンタクトをはずす期間は大変でした。😭
【手術前の注意事項と流れ】
✔️３週間くらい前に採血をします。この日に医師と相談して検査をして
最終的なレンズを決めました。
✔️手術の説明を受け、ビデオ説明を受けます。
短期滞在手術同意書、白内障手術同意書へのサインをします。
✔️手術前１週間はワクチン接種はできません。
✔️手術3日前から1日４回（朝、昼、夕、寝る前）点眼します。
手術当日
手術当日のチェック事項
手術前処置
✅瞳孔を開く目薬を点眼してもらいます。私は、5分ごとに４回点眼しました。
その後、最終チェックがあります。
- 入れ歯は外す
- 長い髪はまとめる
- かつらやピンは外す
- 時計は外す
- コンタクト、メガネ、補聴器、カイロは外す
- 携帯はマナーモードにする
- トイレに行く
✅心電図と、血圧計を装着しました。
手術
✅手術ベッド（美容院のシャンプー台のような感じ）に寝て、担当医は、頭の上側に立つような感じでした。
アイブローで眉を描いていて、看護婦さんに少し注意されました。😢
私は、人生で帝王切開や、子宮切除などの手術を受けてきましたが、
いつも心の中では、ゆだねていました。自分は空になってゆだねると不安がなくなりますよ😀
まつ毛の生え際や結膜の洗浄、麻酔？（よくわからなかった）顔面皮膚の洗浄があり、
顔全体がわりと厚めのシート？で覆われ目だけが出る感じになりました。
強いライトで、ライトの光しか見えず、ライトをまっしぐ見るように言われましたので、目を動かさないようにしていました。何も痛みがないまま、何やら映像が変わっていきました。
途中液体が水？が目に流されていたようです。
なんだかわからないままに、思ったより早く終了しました。
少し痛かったのは、目の洗浄と顔に覆われていた、シートをはがす時かな？
手術直後
✅体につけていた装備を外して、控室で少し休み、血圧計を測って正常値を確認して終了でした。
病院からは、術後30分位で、精算して、徒歩で1人で帰宅しました。片目に眼帯をつけているので、段差などに気をつけて、ゆっくり歩いていきました。
帰宅後の注意点
✅眼帯は、翌日の検査まで外せません。
目は、さわらない、こすらない、おさえない、いきまないを注意されました。
✅抗生物質を処方され、毎食後1日３回、３日間内服しました。頓服薬として、痛み止めも処方されましたが、痛みが出なかったので使用しませんでした。
手術後の生活のめやす
手術後の診察
✅手術翌日の午前中、３日後、１週間後、１ヶ月後、3ヶ月後に受診があります。
翌日の視力検査では、右１.０、左０.９まで見えていましたが、段々と近くに焦点があってきてきました。
✅手術後、1ヶ月くらい３種類の目薬の点眼を1日４回します。目薬は、1ヶ月〜3ヶ月中止の指示が出るまで続けます。
✅手術後６日間は就寝時に眼帯をつけます。
手術後3日間は、目薬の後の拭き取りはアイコットンを使用します。4日目からはティッシュ可です。
【手術後の生活の行動のめあす】
洗顔、洗髪、お化粧が4日間できないのは、少し大変でした。アイメークは一週間はできません。
✅眼鏡を作る場合は、視力が安定（約1ヶ月）してからが良いそうです。
費用のこと
私の手術費はいくらかかった？
✅３割負担での金額です。総額で￥106,750になりました。（2023年1月）
両目とも日帰り手術、右目左目は別日の手術です。検査から全ての金額になります。
もうあきらめていた強度近視、60歳を前にして裸眼で見える様になったのは
奇跡のようです。同じようにあきらめている方や、白内障で困っている方は、技術が進歩しているので、不安に思わずに正しい情報を知って是非
手術を検討してみてください。この記事が何かのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日もほんわかハッピーに！
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