不安をなくしたい!まずは防災の考え方を知ろう◎

防災対策したいけど、ネガティブに災害を想像してしまって、怖くてなかなかできないなぁ

防災と言っても、いろいろあって、災害の種類、季節や、どこにいるかとか考えが整理されないし、あまり考えたくないから準備は後回しになってしまうよね・・

この記事はこんな方におすすめです
  • ✔️防災対策をしたいけれど、どうしても行動に移せない方
  • ✔️防災対策で陥りやすい、固定概念を知りたい方
  • ✔️ネガティブな、想いやイメージを変えることの重要性を知りたい方
目次

防災対策が適切にできない心理は?

行動が適切にできない心理8選

行動したいけど、できなかったり、やりすぎたり、さまざまな心理が働いてしまいますね・・

  1. 1. 不安が優先して防災対策をどこまで準備しても不安になって防災用品を必要以上に溜め込んでしまう
  2. 2. 他人や情報を鵜呑みにして、自分の家族や家に適応させて考えられない
  3. 3. 自分が災害にあっている、ネガティブな想像をしたくないので、防災対策を全くできない
  4. 4. 自分は災害にあわないと思っていて、する必要がないと思う
  5. 5. 日々の生活で精一杯で、防災対策まで、考えられないし時間がない
  6. 6. 適切で必要な情報を取得できていないので準備ができない
  7. 7. 家や物、古い常識の執着が捨てられずに行動できない
  8. 8. 防災対策にお金がかかると思い込んでいる

行動ができない心理的要因を解こう

1. 不安が優先して防災対策をどこまで準備しても不安になって防災用品を必要以上に溜め込んでしまう

「不安」は危険信号のアラームのような機能を持っています。本来人間は、生きるために危険にさらされると自分を守ろうとして、逃げるか闘うかの準備を脳がはじめます。「不安」は大昔から、自分を守るために必要な機能でもありました。

しかし、情報過多な現代では、情報から未来へのネガティブな幻想が、脳で多くつくられています。アメリカ・ミシガン大学の研究チームが心配事の80%は起こらない。そして残り20%のうち16%は準備をしていれば対応できるものなのだそうです。


つまり、心配事のうち実際に起こるのはたったの4%!96%は実際には起こらないという調査結果が出ています。

「不安」は脳がつくり出している幻想だと知って、必要以上に「不安」になるのはやめましょう!

2. 他人や情報を鵜呑みにして、自分の家族や家に適応させて考えられない

本や、YouTubeで見る、情報はすべての人に当てはまりません。本当に実用化するには、自分の家族や環境へ落とし込んで考え直す必要があります。

防災対策の情報は、参考にして、必ず自分の家族や家に置き換えて考え直しましょう

3. 自分が災害にあっている、ネガティブな想像をしたくないので、防災対策を全くできない

防災対策は、自分が災害にあっていることを想像しないと、準備ができません。ポジティブ思考の人は、災害にあっていることを想像するのも嫌だと思います。

防災対策を準備したことによって、愛する人を守れたり、誰かの役に立てるかもしれません。考え方を転換してみましょう。

「災害」というネガティブなイメージよりも、「愛する人を守る」という、ポジティブ思考に変換しましょう!

4. 自分は災害にあわないと思っていて、する必要がないと思う

日本は災害大国です。近年30年のマグニチュード6.0以上の世界での地震のうち20.5%が日本で起きています。台風は日本近海で起きている数は、年平均26.4回で日本に上陸した回数は、11.5回になっています。(一般財団法人国土技術研究センター)

悪いことばかりではなく、台風や地震、火山爆発があることで、豊かな地形や、森林、漁場、温泉、観光地などに恵まれています。

世界でも有数の、災害大国に住んでいることを自覚しよう!

5. 日々の生活で精一杯で、防災対策まで、考えられないし時間がない

日々の仕事や子育てに追われて、時間の余裕がないし、休日は楽しんだり、体を休めていたいですね。

優先順位を落ち着いて考えてみましょう。災害が起きた時、準備したことで、防げる命のことを考えた時、防災対策の順位は上がるのではないでしょうか?

病気になれば、何より先に、病院へ行くように、優先順位をあげて時間をつくってみましょう。

時間の余裕はつくるものです。優先順位がはっきりすると、時間はつくれます。

6. 適切で必要な情報を取得できていないので準備ができない

YouTubeや、防災の本、音声コンテンツVoicy、などで良い情報がたくさんあります。自分の家庭にアレンジして取り入れていきましょう。

緊急事態宣言対応 最善最強の防災ガイドブック (COSMIC MOOK) レスキューナースが教えるプチプラ防災

死なない防災!そなえるラジオ voicy高荷智也 / 防災アドバイザー

情報は、知ろうと思えば、たくさんあります。自分で調べてみましょう。

7. 家や物、古い常識の執着が捨てられずに行動できない

危機が迫ったときに、家や物に気を取られて、行動が遅くなることがあります。すべてを手放すことの心構えが必要です。

「今この瞬間」を生きる考え方を、日頃から持っておきましょう。今の瞬間の継続が人生になるので、過去や、未来に執着しないようにしましょう。

8. 防災対策にお金がかかると思い込んでいる

防災対策といっても、グッツを買いそろえるだけではありません。避難しやすいように、廊下や玄関に置いてあるいらないものを処分したり、棚の上に置いてある重たいものを下へ移動させることなどたくさんあるます。

災害が起きたときに、パニックを起こさずに行動ができるかが何より大切です。そして怪我をしない対策が大切です。家の中を見直してみましょう。

  • ●寝室に倒れてくる高い家具は置かない。またはしっかり固定する。
  • ●玄関や廊下に荷物を置かない。
  • ●家具の固定や、扉のある家具の扉の固定をする。
  • ●家電(テレビ、冷蔵庫など)の倒壊対策をする。
  • ●割れ物はなるべく外に置かない。
  • ●重いものは棚の下の方へ置く。
  • ●ガラス窓や鏡に、ガラス飛散防止スプレー、飛散防止フィルムなどで割れない対策をしておく。
  • ●本棚の本の下へ、滑り止めシートを引いておく。

家具から天井の間に面の広い段ボールを詰めて置いたり、100円均一でも、防災グッツはあります。まずは家の中の安全の見直しからしてみましょう。

お金を、たくさんかけなくても、できることはたくさんあります。まず意識を変えましょう!

まとめ

不安やネガティブな思いが、先行して考えるのがいやな防災対策ですが、自分の思考の傾向を知って、災害をしっかりイメージすることで、必要なことが見えてきます。時間をつくって防災対策をしていきましょう。

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この記事を書いた人

幼稚園の先生から、webデザイナーに転職して2年目。

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