コロナウイルスの家庭内感染を防ぎたい!感染する確率を減らしたい!と思っても「予防方法がわからない」と、悩まれている方も多いのではないでしょうか?「掃除する時間がないけど効果的な方法は何?」の疑問を解決しましょう。
- ウイルス感染の効果的な予防方法を知りたい
- 意外とやってしまっている、間違った方法を知りたい
- 家庭内感染しやすい場所と、効果的な掃除の方法を知りたい
ウィルスや細菌は目に見えない敵
ウイルス・細菌とは
☑️ウイルス、細菌、カビなどは目で見ることはできず、とても軽いので空気とともに動いています。家の中の空気は絶えず動いていて、その空気の流れに乗って、ウイルスなどは動いています。
☑️各家によって風の流れは様々です。わかりやすいのは、目に見えるホコリの動きを見ること。ホコリがたまりやすい所に一緒にウイルス(ウイルスは時間が経つと死滅する)や細菌、カビの胞子などがいます。
家庭内で感染しやすい場所
- ダイニングテーブル
- リビングソファ周り
- 洗面台
- ドアノブ
☑️ウイルス感染しやすいのは、飛沫が飛ぶ場所、家族が集まる場所です。

【家庭内のウイルスに関する場所と微生物】(一部です)
場所 | 微生物 | 病気 |
ダイニングテーブル | 各ウイルス | ウイルス感染症 |
床 | 白癬菌 病原ホコリ | 水虫・アレルギー・各感染症 |
エアコン | アスペルギルス トリコスポロン 病原ホコリ | 気管支炎 肺炎・ぜん息 アレルギー 各感染症 |
洗面所 | 緑膿菌 クラドスポリウム フザリウム | 呼吸器感染症 気管支炎 真菌症 |
換気は最強!
家庭内の空気の流れをつくろう!
☑️ウイルス、細菌などは空気に浮遊しているため、換気が最強の予防になります。
☑️空気の通り道には「入口」と「出口」が必要です。必ず2箇所開けることです。
- 部屋の中で、2箇所がなるべく対角線上にある窓を開ける
- 部屋に窓が一つの場合、他の部屋の窓を利用する
- ワンルームなど窓が1つしかない場合、扇風機やサーキュレーターを窓に向けて空気の流れを作る
☑️「入口」の窓は10センチ位に狭く開け、「出口」の窓は全開にして風の流れを、強くするのもコツです。
キッチンの換気扇は最強!
☑️キッチンの換気扇の風量は強く、効果的です。キッチンから遠い部屋の窓を開けて、キッチンの換気扇を回しておくと家の中に風が起こり、部屋の空気を循環、換気することができます。

お掃除はどんな方法がいい?
床
掃除の効果的な時間帯は?
ホコリはとても小さくてわずかなか風や人の動きで簡単に舞い上がってしまいます。
小さなホコリは8時間から9時間かけて床に落下します。
☑️朝起きてすぐ誰も動き回らないうちに、フロアーモップで静かに床掃除をするのが効果的です。長時間外出しているお宅なら、帰宅後すぐの床掃除も効果的です。
床の掃除道具は何が良い?
☑️効果的なのはフロワーモップ!
ダイニングテーブル
☑️ダイニングテーブルの上は一番飛沫が飛んでいる場所です。
使用後すぐに乾いたキッチンペーパーで、必ず一定方向に拭いていきましょう。
☑️ぬれフキンはNG
ぬれフキンは吸着率が高いので、フキンにくっついた汚れが、テーブルに塗り広げられてしまいます。
☑️いきなりのアルコールスプレーはNG
汚れたところに、いきなりアルコールスプレーを振りかけると、アルコールで溶けた油脂などがウイルスをコーティングしてしまうので、キッチンペーパーなど、乾拭きできれいにした後で、アルコールスプレーをかけておきましょう。

洗面台
洗面台は、家族共同で使用して、歯磨きなどで飛沫も飛びやすいので、家庭内感染が起こりやすい場所です。
洗面台を掃除する時間帯は?
☑️朝、家族が身支度を終えた頃、夜の歯磨きを終えた頃に一拭きするのが効果的です。
掃除の方法は?
☑️蛇口やノブなど飛沫が飛びそうなところを乾拭き、洗面ボールはスポンジで洗いして、水気を拭き取っておく。その後、除菌スプレーをかけておく。スポンジは頻繁に交換するのがおすすめです。
【参照】 「病気がイヤならその掃除やめなさい」 著者 医療環境管理士 松元忠男
コロナでウイルスや細菌などの、見えない敵を意識しなければならなくなりました。「家庭」は心と体を健やかに保つ「居心地のよう良い空間」にしていきたいですね。すみからすみまでのきれいな掃除はできなくても、効率的にポイントを抑えた対策をしていきたいですね。この記事が何かのお役に立てたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
にほんブログ村に参加しています。